2025/02/03 08:00

いつもご覧いただきありがとうございます😊
須山農園のひろきです。

今週からまた雪が多くなりそうで少しだけビビっています💦

予報では暖冬だの、大雪だの、色々コロコロ変わるので、天気というのはまぁそういうもんだと思って臨機応変に動けたらなと思います。


昨年の5月頃、須山農園では新たな取り組みとして『須山農園メンバーシップ』(通称すやメン)を試験的にスタートしました。この仕組みの目的は、日々の農作業や持続可能な地域活動を通して、須山農園の活動を共有し、共に体験する場を作ることでした。




昨年は5~6月の柿の摘蕾・摘果シーズンを中心に活動を展開しました。

しかしその後は、「おやおや八百屋」の発足や夏の不作、忙しい日々の中で、すやメンの活動に十分な意識を向けられなかったのが反省点です。それでも6名の方々が参加し、複数回訪れてくださったことは大きな喜びでした。

中には現在も須山農園の一員として働いている方もおり、関係が続いていることに感謝しています。


参加者の共通点と得られた学び


すやメンに参加された方々にはいくつかの共通点がありました。それは、農業への関心だけではなく、地域全体に対する関心や、日々新しいことに挑戦する姿勢を持っている点です。
これらの姿勢は、参加者自身の学びだけでなく、須山農園のメンバーにも良い刺激を与えてくれました。


振り返ると、大学時代の経験が重なります。

当時の私は農業のことを何も知らず、島根各地の農家さんを訪ねては住み込みで作業を手伝う日々を送りました。その経験は、農業の技術を学ぶだけでなく、地域を深く知り、自分自身の生き方を考えるきっかけにもなりました。この時お世話になった農家さんたちへの感謝は今も尽きません。


《摘蕾時の休憩のひとこま》

百考は一行にしかず


現代は情報があふれ、知識を得ることが容易になりました。しかし、どれだけ「聞いて」「見て」「考える」ことができても、それを実際に「行動」に移さなければ得られない視点があります。

体を動かして経験することでしか見えない風景があるのです。すやメンは、参加者が自身の体験値を上げ、日々の生活の「解像度」を高めるための場として活用してほしいと願っています。


すやメンを通じて感じたのは、農業を直接の職業にしなくても、農業や地域に対して考え、行動してくれる仲間が増えることの重要性です。

須山農園の「自然の恩恵を大切にし、次世代に繫ぐ」という想いに共感し、それぞれの個性を活かして地域や社会で活躍する人が増えることを願っています。

まだまだ告知が未熟な部分もありますが、すやメンの活動が多くの人に届き、農業や地域に関心を持つ仲間が広がればいいなと思ってます😌


《まかないランチをみんなで食べられるのも隠れた魅力?いやみんなこれを楽しみに来られます🌱》


ちょっとずつですが改善していっておりますので、興味のある方は公式ラインからご連絡ください💡

最近は冬野菜の収穫・調整や山の管理がメインになります🌞