日常の中にわくわくを。

須山農園は、「日常の中にわくわくを。」 をモットーに掲げています。
ここで育つ野菜や果物は単なる食事のためだけではなく、 心の豊かさも育むもの。 日常の中に少しでもわくわくが芽吹き、心とからだが前を向くそんな商品づくりを目指しています。


自然の恩恵を大切にし、次世代に繫ぐ

私たちの活動は長年の歴史の積み重ねの中に存在し、変化しながらも持続的な社会を目指す必要があります。
当農園の畑には古墳時代の須恵器の欠片が出てきたりもするので、1600年以上前の人もこの地に住み、暮らし、働いていたんだという事がわかります。
普段5年先、10年先の事は考えることができても、100年以上先はどうだろうか?と考えることはありません。でも、この地に足を着けて生きているからこそ、私たちの暮らしは次の世代にどのように繋いでいけばいいだろうか?と考えずにはいられないのです。

では、どうしたら『自然の恩恵を大切にし、次世代に繋ぐ』ことができるんだろうか?


健やかな生産と消費

農業は私たちにとって単なるお金を稼ぐ仕事ではなく、 心を豊かにし、 人々に幸せを提供する手段です。

野菜や果物が安全安心で買えるようにすることは、生産者の務めであり当たり前のことかもしれません。
食べ物が心も身体をつくるから、やっぱり健やかに育った、美味しいものがいい。そんな野菜や果物が育てられるように、日々話し合い勉強しながら改善しております。

では、健やかな生産を持続していくには何が大切でしょうか?
作業する家族や仲間たちが心身共に健康で、そしてちゃんと人間らしい生活が送れる状態も大切ではないかと思っています。天候や重労働による人への負荷が多くなりがちな環境の中で、薄利多売の生産方式にしてしまうと現場はすぐに疲弊してしまいます。だからこそ、安売りは出来ないのです。
人や地域を圧迫しない健やかな生産が、健やかな消費に繋がり、そして次世代にも繋がっていくと私たちは考えています。

そのためにも須山農園では「何事も楽しむこと」「絶えず進歩すること」「一人ではできない大きな目標にみんなで挑戦すること」 「報いを期待せず利他の心を忘れないこと」 これら4つの価値観を大切にしています。