2024/06/30 19:19

須山農園のひろきです。


先日須山農園の新しい駐車場が完成しました🎊

今日は新駐車場のご祈祷を神魂神社の宮司さんにしていただきました。
大切に使わせていただこうと思います😊

このご祈祷(きとう)というのは、「ご祈祷された」こと以上に、【一緒にご祈祷する時間をもつ】ことに凄く意味があると思っています。

そもそもご祈祷とは、何かの願いを叶えるために行う行為で
宮司さん・神主さんに祝詞をあげていただきます。

今回の場合、
事故がありませんようにとか
人が訪れやすくなり地域に新しい風が吹き、より良い未来が来ますように、とか

そういった事を願うわけです。

基本は宮司さんしか声を出さないわけですが

この時間を共有している人は無意識にも、駐車場の事を考え、これからの事を願ってしまう状態になるわけです。
目には見えないけれども、その時間を共有した人がそういった意識を無意識に持つことでより願いが叶いやすい状態になっていくわけです。
なので、宮司さんにならってい一緒に真剣にご祈祷の時間を共有し、考え願うということは大切なことなのです。


《6-7台分駐車できるようになったぞ~。奥の空き地は散策花壇みたいにして公園みたいにしたい》

甘えちゃいけない!頑張らないと!で壊れていく心と体

先日知り合いの農家さんが頑張りすぎて体調不良になったという話を聞きました。

まぁ体調不良にも色々な状態と原因があると思うんですが
妻が言うには、朝から晩まで休みなく働いている状態だったそうで(SNSを見た感じ)
子育てしながらそして自然農法という農業においてもなかなかハードルの高い栽培方法を行っていたそう。

実際妻も様々な要因から躁鬱病になってしまったり、友達が身体を痛めてしまったりしてきた事を思うと、全くもって他人事にはできないのです。

妻ともよく話すことではあるんですが
「甘えちゃいけない!頑張らないと!」という状態で無理をしてしまう事は(農家だけでなく)責任感の強い人には良くあることなのかなと思うのですが、本当に後戻りできないくらいの惨事にもなりかねないので

もし本当に辛いのであれば、今すぐでも深呼吸して自身の状態を見つめる時間をもち、自身を「待つ」行動をとった方がいいし

それでも一度も止まらない(止められない)のであれば周りの人が止めてあげるくらいの事は必要だと思います。


「農家って休みが無いんでしょ?」という何気ない言葉に潜む呪い

農家=休みが無い、という認識の人は多くいます。

農業をしてから5年以上が経ちましたが、実際私も2年間くらい休みなくひたすらがむしゃらにやっていたこともあります。


誰かに「農家って休みが無いんでしょ?」と言われると

ついつい、「忙しくて休む暇がありませんw」なぁんて会話をついしてしまいます。


これは、先ほど述べた【一緒に祈祷する時間をもつ】と同じで、いつの間にか無意識下において「農家は休みが無いものだ」という認識が刷り込まれてしまい、そのように行動してしまいます。

これは祈祷というよりは、呪い、のようなものですね。

農業界にとどまらずこういう類の言葉は仕事の現場や家庭の中でよく存在していて、いつの間にか気づかぬうちにそれが重荷になってしまっていることはあるのかなと思います。

何気ない言葉が以外と強い力を持っていたりするので、自分自身も気をつけないといけないなと思うのですが

もし、明らかに辛そうで休み無く働いていたり、頑張ってしまう人がいたら、近くにいる人が早めに


「休むことも仕事のうちなんだよ」
「休むことは甘える事じゃないんだよ」


と寄り添えることができたらいいなぁと思います。


《そんな私もちゃんと休んでます。干し柿とほうじ茶のアイス@Lota(出雲)を食べに行った》

《そして、久々に映画も観た。ルックバックめちゃくちゃ良かったので、ぜひ観てほしい》