2024/09/22 23:17

いつもご覧いただきありがとうございます。

須山農園のひろきです。

ようやく涼しくなって活動しやすくなってきました😊
6月から今月までしっかりとした暑さの中で作業が続きました。
身体にかなり響いている気もしますが
それでも須山農園のみんなが、無事ひと山乗り越えれた感じがしてよかったなぁと思います。

10月からは西条柿の収穫や干し柿加工が始まります!
毎年このシーズンが楽しみでわくわくしてきます。
夏のわくわくも好きなんですが、この冬に向かう秋の流れもとても心地よいのです。



9月のおやおや八百屋を終えて

プレオープンを含めれば4回目のおやおや八百屋オープン日でした。

前回はメディアの影響もありたくさんのお客様に来ていただきましたが、今回は割とゆったり営業することができました。

6月のスタート時には、月一回のイベント風な開催からスタートしていこうと始めていましたが
7,8月頃からは「平日もself販売でおやおや八百屋をオープンしてみよう」という事になり、月一開催のおやおや八百屋が、毎週平日4日間くらいの営業+第三土曜日オープン日へと少しずつ変わってきました。

トータルで考えると、月一有人販売と平日self販売で、毎月15日前後は須山農園の直売所【おやおや八百屋】をオープンしていることになるんだなぁという事に気づきました。

須山農園には小売りに精通した人がいるわけではないので、みんな勉強しながら少しずつ軌道修正してきて「今」のおやおや八百屋があります。

そんなオープン日4回目の反省会で気づいたことが2つありましたので少し共有したいなと思います。


①過程を伝えきれていない感

前回のおやおや八百屋に比べて来客数は減りましたが、今回はお客さんとゆったりと話することができたり、お客さん自身もゆっくりとおやおや八百屋内を見て回れたんじゃないかなと思います。

前回8月は前半バタバタし過ぎてお客様とゆっくり話した記憶がないくらいの状態でした。
おそらくですが、お客さんも滞在時間が短くゆったりとできなかったんじゃないかなぁと思いました。

お客さんがいっぱい来てくださることはありがたい反面、おやおや八百屋としてどうありたいか?をしっかりと考える必要があるなぁとも思いました。

滞在時間が短い = 通常のスーパーでの購入

に近いような感覚になるなぁと。
これは「おやおや感」では無いなぁという事はわかるのですが、「これこそおやおやだ!」みたいにつかみ切れているわけではないので、まだもぞもぞとこそばゆい感じです。

それでも前回と今回を比較して
話し合える「遊び」のある空間、子供がわちゃわちゃしながらも親はゆったり野菜を購入できる「遊び」がある空間は目指したいなぁという事も会話の中で出てきているので、少し先が見えてきたのかなぁと思いました。


②集客の在り方も有機的でありたい

そもそもなんですが、おやおや八百屋を始めようと思ったのも、やっぱり有機的なつながりのある野菜の販売の在り方を生み出したかった事は大きいと思うんです。

単純にスーパーにおいてあるものを手に取り買うのも、コスパ・タイパという意味ではいいかもなんですが
それゆえに「なんでこんなにも野菜が高いんだ!」「お米が無いんだ!」なんて不安になってしまうのはもったいない事だなと思うし

生産側の気持ちや状況が伝わっていないという事は、消費者としての想いも同時に生産側に届きにくい状況でもあるなと思うのです。

そう意味では「過程」を届ける場所に少しずつなってきているのかもしれません。

昨今「有機野菜」や「無農薬野菜」のような言葉がありますが、それらの言葉は基本的に「栽培期間中の育て方」に着目した有機的な方法論を表示する言葉だなと思います。

私たち須山農園(おやおや八百屋)は、その方法論が「有機的」かどうかよりも、「販売や集客の在り方」にこそ「有機的」であるかどうかを大切にしているのではないかと思いました。

時代が効率重視に流れていく中で、私たちが一歩踏みとどまりそこを目指す事は果たして何を意味するのか?生産サイドだけでなくいつも買ってくださる方とも交流しながら考えていきたいなと思いました。




次回のおやおや八百屋オープン日は?

10月12日(土)です。
今回入り口前の畑でひまわりの種を蒔いていて12日ごろ開花予定です🌻

秋にもヒマワリ咲くの?と聞かれますが、これも初挑戦ですw
2000粒播種してありますがうまく開花すればなかなかの景色になるのではないかなと思っています。

また、うちのスタッフの中にカフェをやっている仲間もいるので12日当日はスパイスカレーを準備してもらおうかと話もしています🍛

是非お楽しみに~