2025/01/13 08:10
いつもご覧いただきありがとうございます。
須山農園のひろきです。今回は前回できなかった昨年のざっくりとした振り返りをしたいなぁと思います。
2024年を振り返り
昨年はカブと枝豆のリレー栽培に挑戦しました。カブのリレー栽培は初めての試みで、結果としてはまずまずの手応え。でも、露地栽培はまだ課題が山積みです。一方、枝豆のリレー栽培は2年目ということで、昨年の反省を活かしながら効率的に進められました。ただ、夏があまりにも暑くて、収量がなかなか伸びなかったのは痛いところでした。
特に昨年の夏は、異常な暑さが続きましたね。露地栽培ではピーマンやナスが虫にやられたり、生育不良で思うように収穫できなかったりと、苦しい時期がありました。加えて、前作で大根を育てた影響もあって、土壌の病気が発生しやすくなったのが原因の一つだと思います。
そんな中でも、きゅうりの収穫はかなり良かったです!これまで試行錯誤を重ねてきた成果が出たなと実感しています。ただ、地元スーパーとの直接取引が実現しなかったのは、正直残念でした。これからは品種改良や、新しい販売先の模索にも力を入れて、もっと美味しいきゅうりを届けたいと思っています。
西条柿については、課題がまだまだ多いですね。1ヘクタール以上の広さを管理しているんですが、収穫の直前に乾燥や虫害で実が落ちてしまうことが多く、収量が一般的な水準の10分の1程度にとどまっています。無農薬を目指して農薬散布を減らしている影響もあるかもしれませんが、まずは事業として成り立つ形を模索しないといけません。「理想だけじゃやっていけない」――これが今年痛感したことです。
それでも、2024年の収穫は落ち込んだものの、作業効率の向上や人員体制の整備では成果を出せました。たとえば加工工程では新しい機械を導入して、作業時間を大幅に短縮することができました。こうした効率化の取り組みを通じて、必要なところにはしっかり投資することの大切さを改めて感じました。
干し柿についても、いろいろと考えさせられた一年でした。商品をどうやってお客様に届けるのか。そして、次の世代に農業をどうつないでいくのか。地域や私たち自身にとって意味のある仕事を作りたい。その気持ちが、今年さらに強くなったと思います。
あと、今年感じた大きな変化は、「振り返りの時間」をしっかり取れるようになったことです。効率ばかり追い求めず、「人間らしい仕事」って何だろう、そんなことを考えながら進められたのが大きな収穫でした。これからも焦らず、一歩一歩進んでいきます。そして、もっと楽しく、もっと意義のある農業と生活を目指していきたいです。
さて、今週末1/18(土)はお楽しみのおやおや八百屋オープン日です。
2025年初!ということで、昨年とは少し違う楽しみや感謝を表現できたらいいなぁと思っています。
冬野菜は過去1番にそろえれそうです。
寒さや雪が心配ですが、心も体も温まるような空間にできたらいいなと思います😊