2024/09/06 08:16

こんにちは。


須山農園のひろきです。

今回は前回の投稿の続き?というか別角度からのお話です。

前回はメディアの効果凄いなーという事を客観的にまとめようとしてしまった感があるので
今回は、そのまんまを出す感じでバババと書いてみます。

(プレオープンの時もA面B面スタイルで書いていたので比較してみるのも面白そう)



少しずつにじみ出てきた「おやおや感」

5月頃から「おやおや八百屋」の構想をねって、6月に無理やりプレオープン間に合わせて、7月に第一回目開催、そして今回8月が実質3回目という感じでした。その間にも平日(水曜除く)self販売をしてみたりといろいろチャレンジしてきました。


「おやおや感」って何ぞや?という事を思う人もいるかもしれませんが、それは何かまだ言葉にできてないですが、おやおやっぽさというか、おやおや八百屋では「こういう事が起こるよね!」「この流れ良いよね!」「こういう世界観めっちゃいいよね!」とかの総称だと思っていただければいいかなと🌞

そういった「おやおや感」ですが、何個か事例をあげると

・お客さんのお孫さんが、手書きの会計シートを、学校で習った算数を試す場所であり、突如現れたゲームのような感覚で楽しんでくれる

・知らないお客さん同士が、ここの購入方法とか、書き方とかを説明したり、フォローしあう

・リユースの紙袋や包装紙、緩衝材を持ってきたよ~と持ってきてくれる

・スタッフじゃないけれども遊びに来ていた妹が、お店案内や駐車場案内を率先してしてくれる

などなど

こんな感じの事が日々起こっていっています。

予期せぬ、面白い行動が生まれる場所?
役割の余白がある?
完璧じゃないから生まれる関係性?

まさに、おやおや?なのかな😊


最初はかなり身構えていた

実は、8月のオープン直前はメディアへの露出ゆえに、一気に人が増える事をすごく危惧していました。

そもそも、場所が細くて狭いし、商品数もラインナップも限りがあるし、接客だって上手なわけでもない
至らない点ばかりで、スーパーなどの環境に慣れ親しんだ人からすると「おやおや八百屋」は不便の塊だなぁと。

そんな場所だし、まだ初めても間もないから
早さや、正確性を求めないでほしいなぁとか
購入する大人だけの空間じゃなくて、子供が騒いでいてもいいような空間を拒否されたらいやだなぁとか
近所に迷惑かからないかなぁとか、そんな事を思っていました。

結局そんな心配事は無駄だったと、その後すぐ分かったんですが

お客さん、みんなめっちゃ優しくて、おやおや八百屋を面白がってくれる人たちであふれかえっていました。
ほんと感謝、感謝です!!


まだまだ変化するぞ、おやおや八百屋

洗練されて、最適化され、タイパもコスパも叫ばれて、足りないものが無く、物質的に満たされているこの社会で

それでも「不幸」や「不満」が絶え間なく溢れてる。
こんなにも豊かになっているはずなのに。

そんな中で生まれた、おやおや八百屋にはいったい何ができるだろうか?
そんな事を日々考えます。

先述した一般的な社会システムと比較すると
おやおや八百屋は、単純化されていない、むしろ「雑」な空間です。

雑煮のような「雑」
雑誌のような「雑」
雑学のような「雑」
雑談のような「雑」

私たちは、単一化されていない「雑」を必要としているともいえるし、「雑」を楽しんでいるともいえそうです。

そんな「雑」で良い

いや、そんな「雑」が良いなと思いました。

《子供が絵本を読んだりできるスペースをつくりたい!ということで、絵本スペースもあります》

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次回のおやおや八百屋は9月21日土曜日

夏野菜が徐々に減ってまいりましたが、秋野菜が少しずつ増えても来ています。
それぞれの季節やタイミングによるお野菜を楽しんでいけたらいいなと思います😊

詳しくはInstagramからどうぞ